店舗における万引きなどの盗難は後を絶ちません。
犯行に及ぶ盗難犯はかつて若者が中心でしたが、今は高齢者による犯行も急増。犯行手口も変わってきています。
[/voice]
万引きを許さない姿勢を持つ
万引きというと軽いイメージを持つ人もいるかもしれません。ですが万引きは、盗難という立派な犯罪です。
窃盗罪で捕まれば10年以下の懲役、または50万円以下の罰金に処する罪となります。
万引被害で頭を抱える店も少なくなく、倒産や閉店に追い込まれるケースもあり、決して軽視することはできません。
大型店や、CDショップなどではは、商品にタグをつけたり、出入り口にセンサーを付けるなどの万引き対策を導入しています。このような、万引き対策で結果をあげている店がある一方で、個人の店や小さな店の場合はなかなかそうはいきません。
それでも万引きを許さない、万引きをしにくい雰囲気を作り上げることはできます。
顔をみて挨拶するなどコミュニケーションを図る
犯人が商品を窃盗するかしないかは、店員の行動が大きく影響しています。
購入もせずに店内をウロウロしている人を見かけた場合は、「何かお探しでしょうか」と声をかけるのは非常に効果的です。
犯行に及ぼうとしている人は、店員に見られていることを認識し犯行がしづらくなるのです。
盗難されにくい”お店つくり”
店舗で盗難防止に必要なことは、そこが盗難されにくいつくりになっているかどうかを確認することです。
整理整頓を心がけ、死角を出来るだけ作りにくくし、見通しの良いお店作りを心がけましょう。[/voice]
店員の目が届きにくい場所には、防犯カメラやミラーを設置することが抑止力に繋がります。
貴重な商品には、やはり防犯タグやフックガードを取り付けるのがお薦めです。
盗難や万引き対策として、たとえ最新技術を取り入れなくとも、
- 従業員全員で話し合う機会を設ける
- 店舗としての盗難防止のためのルールを決めて共有する
このような心掛けで危機意識が高まり、効果としては飛躍的に上がるでしょう。ひとつひとつの丁寧な対策が、盗難されにくい店を作り上げます。
盗難に負けない、盗難を許さない、これらの姿勢が何よりも大切です。また、笑顔のコミュニケーションは、常連客を獲得する材料ともなりますよ。
[kanren postid="7799"]