防犯対策

防犯カメラの証拠映像、犯行を立証できる?

2018年現在、建築された近年の施設や建物。大型マンションになればなるほど防犯カメラをつけることが当たり前になりつつあります。また、戸建てでもつけるご家庭が数多くみられるようになりました。

ですが、もし防犯カメラに不審な人物が映っていたら―――。あなたはどう対処しますか?

犯行の証拠に画像データで立証できる?

犯行現場の証拠は顔だけではNG

インターホン

[voice icon="https://www.security-fun.com/wp/wp-content/uploads/2018/12/f9977e1874771faa79a494d046e8a420.jpg" name="Bさん" type="l"]最近、子どもたちのピンポンダッシュのいたずらが多くて腹立たしいです。[/voice]

スタッフ
スタッフ
それは大変ですね。子どもたちにとっては、楽しい遊びになっているかもしれませんが、やられている側にしてみたら、苦痛でしかありませんよね。[/voice]

ピンポンダッシュやポストへの異物投入。いたずらや嫌がらせにはさまざまな方法がありますが、悪質な行為への証拠集めには、防犯カメラは重要なものとなります。

そこで着目したいのが、仮に犯行現場が映っていた時に、どのような対応をするべきか?という点です。

一番重要になるのは、まずは犯人の姿だけを証拠として提示するのではなく、あなたの慎重な行動です。

大切なのは2つの特定

[voice icon="https://www.security-fun.com/wp/wp-content/uploads/2018/12/f9977e1874771faa79a494d046e8a420.jpg" name="Bさん" type="l"]1度それらしい子どもたちの姿が映っているのを確認したけれど、それだけでは駄目なんですか?[/voice]

スタッフ
スタッフ
そうですね。1度しか映っていなかったら証拠にはなりづらいんです。違う目的でたまたまチャイムを押しただけだと判断もできるんですよ。[/voice]

防犯カメラに映った画像を証拠として、犯行を立証できるかを考えてみましょう。

そもそも犯人の顔は、嫌がらせ(事件)の証拠というよりは、その人物が誰なのかを特定するための意味が強いといいます。顔が映っていても行動が曖昧なものだったら、証拠としての要素が著しく低下するのです。

スタッフ
スタッフ
もしピンポンダッシュした子どもの顔が映っていたとしても、手元が全く見えていなかったら証拠になるのは難しいのです。相手が子どもなら尚更のこと。なあなあで済まされてしまう可能性もあるでしょう。[/voice]

 犯人の素顔がはっきりと映っている証拠映像を裁判に提出したにもかかわらず、犯人の行動に関して証拠不十分という理由で立証出来なかったケースがあります。

映像では、怪しい人が現場に居たという事実は認められるが、嫌がらせをした事実を確認出来る要素がない。そのような結論に至ってしまう可能性が高いといえます。

その一方で、犯人が顔を隠しているため人物を判別できる映像でないとしても、インターホンを連打している映像があれば、被害に遭ったという事実が確定するでしょう。犯人を特定できなくても被害に遭ったことを裏付ける証拠になります。

被害の回数が限度を超えたものだったり、嫌がらせを通り越して事件性の強いものと判断された場合は、顔が映っていなくても証拠としての利用価値がグッと高まるでしょう。

犯人の特定、そして犯行の特定。証拠にはこの2つの特定が大切となります。

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防犯カメラの証拠データをどう使うのか?

悩みごと

先に述べた2つの特定、犯人の顔そして犯行。これらの証拠を防犯カメラで得た場合、次にどのような行動を起こせば良いのか?悩む人も少なくないといいます。

子どもたちの顔もいたずらしている行動も記録できたんですが、相手が子どもだけにどうしたら良いのか…正直分からないんです。[/voice]

スタッフ
スタッフ
そう思うのも無理はありません。お子さん相手では気が引けてしまいますよね。[/voice]

 警察に相談することが適切な方法といえますが、大切な証拠を紛失したら元も子もありません。まずは映像や画像をパソコンなどにコピーすることを推奨します。

犯行を立証できる証拠を得たあとは、自分が何をしたいのか?それを考えてみましょう。


  • 自分が受けた被害が小さなものと受け止めるのか?大きなものと感じるか?
  • 注意をしたいだけなのか?犯人として捕まえて欲しいのか?

  • 事件性の高い場合は裁判を起こしたいのか?
  • もし裁判を起こすなら資金はどうするのか?

被害届のみで解決できたり告訴をするまでに発展したりと、犯人の人物像や被害状況により違いはありますが、自分が得た証拠を使い今後どうするべきかのビジョンを明確することが重要です。

 ただ単に防犯カメラに映った画像を警察に届けて終わりという訳にはいかないでしょう。被害の内容や大きさによっては事件性が高いものかもしれません。

スタッフ
スタッフ
犯人に対してどのようにしたいのかを明確にするとともに警察に届けを出しましょう。[/voice]

[voice icon="https://www.security-fun.com/wp/wp-content/uploads/2018/12/5c74a0aeb20e34dd53700ecfcab47e40.jpg" name="Bさん" type="l"]今回は警察に話はするけれど、そこから学校と親御さんに連絡してもらうようにお願いすることにしました。[/voice]

スタッフ
スタッフ
そうですね。皆さんでお子さんたちを諭して、良い方向で解決できれば良いですね。[/voice]

防犯カメラの効果的な使い方

防犯カメラ

スタッフ
スタッフ
Bさんの被害のように、犯行現場を録画することは防犯カメラの主な使い道ですが、それ以外にもさまざま効果があるのです。[/voice]

犯罪の抑止効果

防犯カメラは犯罪の抑止効果も生まれます。防犯カメラのある家と無い家。どちらが空き巣の被害にあいやすいかと言えばもちろん後者。

防犯カメラを設置しているだけで、警戒される家になるでしょう。きちんと防犯対策をしている主張にもなるので、空き巣などに対しては大変効果的です。

不審者チェック

最近毎日のように訪問する怪しい勧誘。夜になると何やら庭で物音がする……。このような状況に陥っている場合、不在中や夜間だとしても、どの頻度でくるのかを防犯カメラの記録映像で確認ができます。

不審者に心当たりが無くとも、家を空ける時間が多く留守中の家が心配というご家庭には、防犯カメラの設置はお薦めです。自分が気づいていないだけで、もしかしたら家の周りに不審者がうろついているという可能性だってゼロではありません。

遠距離からの監視

最大の防犯はカメラではなく自分の目かもしれません。最近の防犯カメラはスマホと連携している物があり、そういったカメラはスマホで防犯カメラの映像を監視が可能です。

防犯カメラの中には、一方方向のみではなく、カメラの角度を変えたりズームするなどの機能もあります。スマホから操作可能な製品を選べば、外出中でも自宅敷地内から室内に至るまで確認できるので、不在がちなご家庭なら安心できるのではないでしょうか?

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