日本の盗聴盗撮ビジネスは10億円市場。年間40万台以上の盗聴器や盗撮カメラが販売されているといいます。
ここでは、決してひとごとではない盗聴を防ぐ強い味方、盗聴器を発見する調査会社の選び方を教えます。
目次
日本の盗聴事情
最近テレビでも特集される、自宅や会社に仕掛けられた盗聴器を発見する番組。ですが平凡な生活をしている自分には盗聴されるようなネタもないし、わざわざ家に仕掛けることもないだろう、と大半の人が思っているのではないでしょうか?
しかし、情報に価値があるかどうかは、盗聴する方、盗聴電波を傍受する人が決めること。実際平凡な会話の端々を盗聴サイトにアップして、それに何人もの人がアクセスしている現実があることを、皆さんはもっと知っておくべきだと思います。
ある調査では、盗聴器が仕掛けられる場所として最も多いのが一般家庭で、全体のおよそ3割(32.7%)を占めました。次がホテル(19.1%)、会社(8.6%)となりますが、一般家庭とホテルで全体の半分以上を占めているのです。
今や盗聴・盗撮ビジネスは10億円市場と言われており、年間40万台以上の盗聴器や盗撮カメラが日本で販売されているといいます。決して対岸の火事ではないのです。
盗聴器があるかどうか調べたい、でもどうすればいい?
何だか最近、自分のプライベートな会話が他人に漏れている気がする、会社の機密情報がいつの間にかライバル社に漏れていた、そんな経験があるなら、一度盗聴器の存在を疑ってみましょう。
盗聴器が仕掛けられているかどうか、調べる方法は2つです。
1つは「自分で探す」、もう1つは「盗聴器発見・調査会社に依頼する」という方法です。
自分で探す方法とは
自分で探す場合は、盗聴発見機・ハンディーレシーバーなどを購入します。
そして、ここは?と思われる場所(電話機の側、コンセントの側など)に近づけると、ランプが付いたりブザーが鳴ったりすることで盗聴器があることを知らせてくれます。
価格は安いものでは1000円台からあります。ただし低価格のものは、あまり高性能ではないようで、誤動作や無反応の場合もあるようです。
調査会社に依頼する方法
もう1つの、盗聴器発見・調査会社に依頼する場合は、自分で探すよりも費用はかかりますが、より確実に盗聴器を探しだし、依頼すれば撤去もしてくれます。
どれくらい情報漏えいに関する被害が大きいかによって、どちらにするかを判断するといいでしょう。
ここが大切、盗聴器発見・調査会社の選び方
このご時世、盗聴器発見・調査にはプロの手を借りたいと思う方も多いらしく、ネット上には多数の「盗聴器発見・調査会社」がサイトをアップしています。
このような事柄を確認して、信頼のおけるプロの調査会社をみつけてください。