自分が憧れていたブランド品を手に入れられたときにはとても嬉しいですよね。
しかしそのブランド品が実は偽物だったら…そうならないために私たちができることとは一体何でしょうか。
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渋谷で偽「ナイキ」販売の男性が逮捕
警視庁渋谷署は20日、スポーツブランドのナイキの偽物のスニーカーを東京渋谷のセンター街の店で陳列していたとしてナイジェリア国籍の男ら3人を商標法違反の容疑で現行犯逮捕しました。同署によると、3人とも販売目的でないと容疑を否認しています。
店頭に並べられていたスニーカーには2万4千円から3万5千円の値段がつけられていました。店からは50足以上のシューズを押収しており、偽物かどうか鑑定をするとともに、入手したルートも調べています。
商標法違反とは?
商標法違反とは、コピー商品や偽ブランド品をオークションで販売したり、販売するために所持したりすることや、偽ブランド品だとわからずに購入したが、その後で偽ブランド品だと判明し、他人に販売すること、偽ブランド品を輸出または輸入することをいいます。
もし商標権を侵害した場合はどうなるのでしょうか。その場合には、10年以下の懲役になるか、または1000万円以下の罰金、またはその両方が併科されてしまいます。
また、商標権侵害とみなされる行為をした場合は、5年以下の懲役なるか、または500万円以下の罰金、またはその両方が併科されてしまいます。
販売する側としては、偽りブランドだと気がつかなくても販売してしまった場合などは悪意が無くても罪に問われてしまいますので、買い付けなどをする場合には十分注意を払う必要があります。
偽りブランドを買わないようにするために
一般消費者として偽りブランドを買わないようするためにはどうすればいいのでしょうか。近くに店舗があるのであれば必ず正規品の店舗で購入することがます第一です。
ネットで購入するときはどうでしょうか。ネットではいくらでも写真を騙して載せることは可能です。送られてきてから気づくのでは遅いので、きちんとした正規品扱いのサイト、ブランドそのものがしているサイトで購入しましょう。