車やバイク、数多くの車種から好みのものを購入したからこそ、大切に乗り続けたいと思うことでしょう。
SNS上ではそのような人たちの愛車の写真などで溢れかえっています。洗車されピカピカの状態で撮影された画像をみると、どれだけ愛着が沸いているかが伺い知れますね。
ですが、もし大切な愛車が何かしらの被害に遭遇したら…。ここでは車やバイクの盗難防止、再発防止策に触れています。
目次
車やバイクへの悪質なイタズラ
[voice icon="https://www.security-fun.com/wp/wp-content/uploads/2018/12/f9977e1874771faa79a494d046e8a420.jpg" name="Bさん" type="l"]まさるさん、聞いてください!ここ最近、愛車のバイクにイタズラされるんですよ!![/voice]

愛車を持つオーナーの中には何度もイタズラされ続けている人もいるといいます。ナンバープレートが曲げられたり、ひっかき傷をつけられていたり、シートを切られていたり…。
マンションなどの集合住宅や、密集した住宅地に住んでいたりすると、「バイクの音がうるさいから」という理由で、嫌がらせをしてくる人もいるとか。いつどのような事が原因となって標的にされてしまうか分かりません。

車やバイク、イタズラ防止対策
大切な車やバイクを守るために、さまざまな方法があります。
アラーム、イモビライザー | 振動や傾きを感知して警報音を鳴らす装置です。 |
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キーカバー | 鍵穴にドライバーなどをさしこまれないためのカバーです。 |
バイクカバー | バイクをすっぽりと覆い、かつ鍵で固定することで簡単にはずせないようにすることができます。 |
これらの方法は、盗難やいたずらを防止するためのもの。それでも悪行が収まらないものには防犯カメラは有効です。
犯行に及んだ後の証拠を残すために防犯カメラの設置は効果的です。警察に相談する際も、実際の映像があることで、解決までの道筋がスムーズになります。
長年にわたるいたずらに悩まされた人が、防犯カメラを設置することで監視をして、いたずらが止まったという話があります。防犯カメラに見られているという環境は不審者に犯行を思いとどまらせる効果も期待できるのです。
盗んだ車やバイクを海外で売りさばくプロ窃盗団
原付バイクなどの窃盗で圧倒的に多いのが少年によるものです。もしそうであれば、10件に1件ほどは無事に戻ってくる確率がありますが、これがプロの窃盗団だと話は別です。
プロの窃盗団は、盗んだ車やバイクを外国に運んで売買してしまうことから、手元に戻ってくることが少ないといいます。
用意周到な犯行手口
少年による犯行だとすれば、基本的には駐輪場での窃盗、エンジンをかけたままのバイクを所有者が目を離したすきに乗り逃げるというケースが多いようです。
ですが、プロの窃盗団の場合は用意周到なことが多く、まずは下見をします。
- 人気で売れる機種かを確認
- バイクの鍵の種類の確認
- 防犯方法のチェック
- 窃盗をするときの周りの状況確認
このような一連の動きがあるのです。
下見の際に、所有者の行動を把握することでタイミングを図ることもしています。もしも近所の人に、「あなたのバイクをジロジロ見ている人がいた」などの目撃証言があれば要注意です。
窃盗するときには、
- かけている鍵を道具を持参して壊す
- 2人以上で運び出す
- トラックなどに積んで立ち去る
このような流れで持って行ってしまいます。クレーンつきのトラックでまるまる運んでしまう事例もあるそうです。
バイクの盗難防止対策
大切なバイクを持っていかれないためにもロックはしっかりしたもをつけるようにしましょう。盗難保険がついているものもあります。
ディスクロック | ブレーキローターへ装着するタイプのロックです。携帯性に優れています。アラームディスクロックという、異常を感知すると警報音を鳴らすものもあります。 |
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ワイヤーロックチェ-ン | いわゆるチェーンです。価格も安いものから数万円するような高価なものまで様々です。 |
アンカーロック | 船の碇のように、錘をつけたり、地面に打ち付けた杭に固定することで盗難を不可能にする方法です。 |
これらのような盗難防止商品が販売されています。併用することにより、一層の効果を期待することができます。
盗難防止アラームのメリットデメリット
また、盗難防止アラームというものがあります。これには種類があり、主に2つに分けられます。
バッテリーから電力供給
まず1つ目は、バッテリーから電源を取るタイプです。
このタイプはアラームの機能が発動されれば、エンジンが停止されたりするなど、原付バイク自体と連携するというのがメリットです。
デメリットはバッテリーを落とされてしまったり、バッテリーが上がってしまったときに機能しなくなるという点です。
独立型のアラーム
2つ目は、独立しているタイプです。このタイプは1つ目のタイプに比べると、チェーンロックに内臓されていたりなどのアラームがプラスαとしてついているので、安価に購入ができます。
デメリットは電源が切れている場合に気がつかないことがあるということです。
