「自分の自転車が盗難されることはない。」そう思っていませんか?盗難はバイクや車などの話で、自転車なんて盗む人はいないだろうと軽く考えている人がいるようです。
ですが自転車盗難は非常に多いのが事実です。自転車といえども防犯対策をする必要があります。
目次
自転車はなぜ盗まれる?
車やバイクが盗まれるのは、高価で分解してパーツ化することにより高値で売買される点が大きな理由の1つにあげられます。そのため、盗む側としてリスクがあっても窃盗事件は後を絶ちません。
ですが自転車は、そのような理由とは全く別の理由で盗まれるケースが非常に多くあります。車やバイクと比較すれば、自転車は安価。仮に売ったとしてもそれほどの値段にはなりません。
楽だからという勝手な言い分
自転車を盗難する側の理由の多くは、「楽に移動できる」という動機です。徒歩できたものの、疲れたからと他人の自転車を当たり前のように盗んで乗り捨てをする人もいます。盗難された側はたまったものではありません。
そして、最も被害に遭いやすいのが、鍵をかけずにいたり、かけ忘れたという自転車です。
コンビニや書店、ほんの少しの間だからというその油断が、窃盗をする側には分かっています。一瞬の隙を狙い乗ってしまえば、あっという間にその場から立ち去れるのです。
また、自分のマンション等などにある駐輪場から盗まれるケースもあります。敷地内だからと油断して、鍵をかけずにいたために盗難されるのです。

盗難に遭いやすい自転車や時期について
人気ある車種や電動自転車
人気のある車種、名の知れた高級車や外車は売っても高値になることから窃盗団に狙われやすく集団で盗難されるということもあります。
同様に、自転車も10万円クラスの電動自転車や高価なロードバイクは、プロの窃盗団に狙われ計画的に盗まれることがあります。

雪が降る前や雪解け時期
北国などの雪が降る地方に住んでいるなら、冬期機関は自転車を長期保管していることでしょう。その間は、適切な場所に停めていますか?
鍵のかかる駐輪場や、保管業者に依頼することが最善の策ですが、中には駐輪場がないマンションやアパートの敷地内に、そのまま放置している人もいます。また、屋根はついているものの、やはり外部からの侵入が容易い場所での保管となります。
冬まっただ中においては盗難される確率は低いものの、雪が降る間近であったり、雪解けの頃。そのような時期にご注意ください。
愛着ある自転車に盗難対策を
高価な自転車に乗っている人は、たとえ安価な自転車だとしても使っているものには愛着が沸くというものです。
そのようなものが忽然と消えてしまうのは何とも悲しいことではないでしょうか?そうならないように、盗難対策を考えるのは大切なことです。
自転車を確実に守るには、
- 少しの時間でも施錠する。
- U字ロックなどで固定する
- 2重ロックにする
- 防犯登録をしておく
これらのように、簡単に盗まれないための宅策をとりましょう。
車やバイクと同じように、自転車にも防犯ブザーを取り付ける方法もよいでしょう。
自転車ごときに防犯ブザーなんて大げさだと感じる人もいるかもしれません。ですが、防犯ブザーがついた自転車は窃盗のプロからしてみればすぐに足がついてしまいますし、盗難しようと無理に動かせば大きな音が鳴り響くのでつかまってしまいます。
通勤通学、サイクリング、買い物―――、さまざまな用途で使われる自転車。大切な愛車は出来る限りに対策を施して守りましょう。
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